期日前投票7日間で3万1233人 前回同時期より7%増
26日投開票の第20回知事選で県選管は17日、告示翌日の10日から16日までの7日間の期日前投票者数を発表した。県内59市町村で3万1233人となり、4年前の前回同時期より2044人(7%)増えた。全有権者の1.94%を占めるが、昨年の参院選に比べペースは鈍い。県選管は、県議補選の期日前投票が17日に始まったことや、避難町村の仮設住宅での期日前投票が18日以降本格化することで「今後投票の伸びが期待できる」としている。
59市町村のうち、いわきを除く39市町村で投票者数が前回同時期を上回った。投票者が最も多いのは郡山市6533人。次いで福島市6463人、会津若松市1688人の順。避難町村では飯舘村は有権者の7.61%にあたる399人が投票し、前回同期の5.11倍、双葉、楢葉両町も2倍を超えた。18日以降に仮設住宅の期日前投票が本格化する富岡、川内は前回を下回る。
昨年の参院選は期日前投票開始から3日目で有権者の1.22%相当の1万9853人、10日目で同5.41%相当の8万8110人、最終的な期日前投票者数は同15.36%に相当する25万169人だった。併せて14日現在の不在者投票者数も発表された。投票者数は697人で、最多は郡山市の128人だった。
(2014年10月18日 福島民友・県内選挙ニュース)
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