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「知事選」26日投票 各候補、明確な争点なく審判へ

 震災、原発事故後初となる第20回知事選は26日、投票が行われる。本県の早期復興に向けて県政のリーダーを選ぶ今選挙では、過去最多の新人6人が現県政の復興策の「継承」と「刷新」を争点に舌戦を展開している。ただ、各候補とも復興の加速化や原発事故をめぐる健康管理の充実などを訴え、明確な政策の違いを示せていない。選挙戦の低調ぶりから有権者の関心は薄く、盛り上がりを欠いたまま投票当日を迎えそうだ。
 投票は午前7時から1296投票所で行われ、即日開票される。
 自民、民主、公明、社民各党が支援する前副知事の内堀雅雄候補(50)は組織力を生かした選挙戦を展開。副知事などを務めた行政経験を背景に「実行力」を強調しながら、復興加速化に向け「現県政を継承、発展させる」と繰り返し訴える。最終日は郡山、白河両市などを集中的に遊説後、午後7時40分から福島市の福島駅前通りで街頭演説を行い、選挙戦を打ち上げる。
 原発事故対応の総見直しによる刷新を掲げる医師の熊坂義裕候補(62)は個人演説会や街頭演説を通じ、岩手県宮古市長を3期務めた首長としての実績と、医師経験を前面に打ち出すことで他の候補との差別化を図り、現県政への批判票の集約に注力してきた。25日は、郡山市や地元福島市を中心に選挙カーを走らせ、午後7時から福島駅前通りで遊説打ち上げ式に臨む。
 前双葉町長の井戸川克隆候補(68)は最終日、避難者の多いいわき市で遊説し、避難者の救済を柱に訴える。子育て支援策などの浸透を目指す牧師の五十嵐義隆候補(36)は25日に地元いわき市で遊説する。コンビニ店長の伊関明子候補(59)は女性の視点からの県政刷新を主張、最終日は会津を中心に巡る。会社役員の金子芳尚候補(58)は地元の白河市を集中的に巡り、原発事故の早期収束などで最後の訴えを行う。
(2014年10月25日 福島民友・県内選挙ニュース)



 

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