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「継承」の内堀氏が新知事 復興知事選、他候補に“大差”

「継承」の内堀氏が新知事 復興知事選、他候補に“大差”

支持者と万歳三唱し、初当選を喜ぶ内堀氏(中央)と妻の栄子さん(左)=26日午後7時10分ごろ、福島市の事務所

 震災、原発事故後初となる第20回知事選は26日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で前副知事の内堀雅雄氏(50)が49万384票を獲得、他の無所属新人5人に大差をつけて初当選を飾った。
 原発事故の収束が見通せずに復興の遅れが指摘される中、県民は県政の継承を選択した。一方で、選挙戦を通じ復興に向けた政策の論戦は深まらず、投票率は過去最低の前回を上回ったが、45.85%にとどまった。任期は11月12日から4年で、被災3県で震災後に知事が代わるのは初。今も約12万4000人が避難する本県再生に向け、内堀氏の真価が問われる。

 投票率45.85% 前回より微増、過去2番目の低さ
 今回の知事選の投票率は45.85%(男性45.54%、女性46.15%)で、過去最低だった前回・第19回の42.42%を3.43ポイント上回ったが、依然として40%台で、過去2番目に低かった。
 前回と比べ福島、郡山、いわき、会津若松4市など都市部を中心に上昇した一方、避難区域を抱える10市町村のうち、川俣町を除く9市町村では下げた。広野町を除く双葉郡7町村は、双葉町の9.07ポイント減を最大にいずれも前回より低下。南相馬市は、市議選と同日選だった前回から25.58ポイントと大幅に下がった。震災、原発事故後初の知事選だったが、与野党の相乗りで序盤から「内堀氏優位」の情勢が伝えられたほか、主要候補がいずれも復興の加速化を掲げたため争点が明確にならず、投票率は伸び悩んだ。

 【 福島県知事選 】(選管最終)
490,384
内堀 雅雄
無新
129,455
熊坂 義裕
無新
29,763
井戸川克隆
無新
25,516
金子 芳尚
無新
24,669
伊関 明子
無新
17,669
五十嵐義隆
無新

(2014年10月27日 福島民友・県内選挙ニュース)



 

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