連敗回避で与党“安堵の声” 与野党が復興加速へ決意
与党内では7月の滋賀県知事選との連敗回避に安堵(あんど)の声が漏れた。与野党とも復興加速へ決意を示した。
自民党の茂木敏充選対委員長は「新知事の下で復興を継続、加速するため全力でバックアップしたい」とのコメントを発表した。党幹部は相乗り候補の勝利に関し「自民党の失点にならなかったのが大きい」と本音を語った。
公明党の斉藤鉄夫選対委員長は「復興加速の正念場。市町村と一体となり働く知事が必要で、内堀県政を支える」との談話を出した。
民主党の馬淵澄夫選対委員長は「内堀氏をしっかり支え、復興推進に全力を尽くす」との談話を発表した。
県総支部の一部議員が内堀氏を支援した維新の党の小沢鋭仁国会議員団幹事長は「新知事は復興を心待ちにする県民の期待に応えてほしい。原発を推進した国は全力を傾注して(復興に)取り組まなければならない」と述べた。
社民党の又市征治幹事長は相乗りの選挙戦に関し「復興や原発などの政策をめぐる争点が見えづらくなり、有権者に不満が残る結果となった。残念だ」とのコメントを発表した。
支援候補が敗北した共産党の山下芳生書記局長は「原発再稼働反対を全国に発信する県政の実現を目指し、引き続き全力を尽くす」とした。
(2014年10月27日 福島民友・県内選挙ニュース)
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