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「“復興の種”芽吹き始めた」 佐藤知事退任、最後の会見
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退任記者会見に臨む佐藤知事=11日午後、県庁
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佐藤雄平知事は11日、県庁で最後の記者会見に臨み「復興の種は確実に芽吹き始めている。限りない郷土愛を胸に一県民として復興へと共に歩んでいきたい」と県民への感謝の思いを込めてメッセージを送った。
―震災と原発事故から3年8カ月の経験で得られた教訓は何か。自らの県政運営への評価はどう捉える。
「いまだに12万5000人が避難を強いられている厳しい現状を直視すべきだ。安全が第一で最優先となる。私自身は原発事故への対応に奔走し、全力を尽くしてきた。再生可能エネルギーの推進や医療機器関連産業の集積に向けた拠点整備など福島の将来構想が形として現れてきており、土台は築かせてもらったと思う。県政運営は県民の皆さんに評価してもらうことだ」
―後継となる内堀雅雄次期知事に期待することは。
「これまでの流れを継承しながら情熱、果敢な行動力で必ず復興、再生へと導いてほしい。原子力災害で社会的な状況は変化している。継続とともに変化にも対応し、子どもたちの夢、希望が実現できる新生ふくしまの創造を期待している」
―知事退任後の活動は。
「全く考えていない。ゆっくりと8年間を振り返ってみたい。今後も県人として与えられたことに全力で取り組んでいく。(完全に政界引退するか否かは)コメントする立場にない」
(2014年11月12日 福島民友・県内選挙ニュース)
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