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川俣町長に古川氏4選 新人・半沢氏、佐藤氏大差で破る
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4選を果たし、支持者とバンザイする古川氏(中央
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任期満了に伴う川俣町長選は16日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の古川道郎氏(70)=3期=が、ともに無所属新人で、無職の半沢清義氏(71)、農業の佐藤善一氏(65)を大差で破り、4選を果たした。任期は29日から4年。
震災、原発事故後初となった同町長選は、2006(平成18)年以来8年ぶりの選挙戦に突入。古川氏は、3期12年の実績を強調しながら、除染の徹底や避難区域となっている山木屋地区の産業再生などの復興政策や、産業振興による若者の定住化、子育て支援の充実などを訴え、町の復興に向けた今後4年間のかじ取りを町民から託された。当日有権者数は1万2519人(男性6164人、女性6355人)。投票率は56.48%で、過去最低だった8年前の前々回を22.18ポイントと大幅に下回った。
復興推進へ安定選択
震災、原発事故後初の川俣町長選で「復興から発展、進化する町」を掲げた現職の古川道郎氏(70)が新人2氏を破り4選を飾ったのは、町民が3期12年の実績と、震災対応を評価、復興を着実に進めるための「町政の安定」を選択した結果といえる。
12年ぶりに3氏による選挙戦となったが、古川氏は企業誘致の取り組み強化による雇用確保、3歳からの幼稚園入園や子育て支援センターの創設などを訴え、支持を広げた。
新人の佐藤善一(65)、半沢清義(71)両氏は古川氏への批判票の取り込みを狙い独自の戦いを展開したが、及ばなかった。
同町は避難区域となった山木屋地区の住民帰還と産業再生、65歳以上人口率が35.4%となった少子高齢化対策は喫緊の課題。古川氏がいかに町の「発展、進化」を町民に示していくか、その手腕が問われる。
【 川俣町長選 】(選管最終) |
当
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5,768
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古川 道郎
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無現
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669
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半沢 清義
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無新
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427
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佐藤 善一
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無新
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(2014年11月17日 福島民友・県内選挙ニュース)
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