来年４月２９日の任期満了に伴う矢祭町長選で、町議会副議長鈴木敏男氏（６１）、元町議で会社役員の鈴木正美氏（５６）が出馬の意思を固めたことが１２日、分かった。
　福島民友新聞社の取材に鈴木敏男氏は「出馬の方向で考えている」、前回２０１１（平成２３）年も出馬した鈴木正美氏は「出馬の意思は変わっていない」と述べた。ともに反町長派で前回同様、候補者調整の可能性があり流動的な面もある。
　鈴木敏男氏は東白川農商高卒。町議５期。１２年４月から現職。
　鈴木正美氏は東白川農商高卒。町議１期。阿武隈八溝木質バイオマス協議会長。
　町長選をめぐっては、現職の古張允氏（７３）が立候補を表明している。
（２０１４年１２月１３日　福島民友・県内選挙ニュース）