堅調な中国の成長で2015年の世界全体での特許出願件数は290万件に   その他の知的財産権の需要も拡大  

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堅調な中国の成長で2015年の世界全体での特許出願件数は290万件に   その他の知的財産権の需要も拡大  

AsiaNet 66640

堅調な中国の成長に支えられて2015年の世界全体での特許出願件数は290万件に  
その他の知的財産権の需要も拡大

経済活動を補強する知的財産権の需要が世界的に高まる中で、中国のイノベーター (技術革新者) からの特許出願が初めて年間で100万件を超え、2015年の世界全体での特許出願件数は過去最多を記録しました。

WIPOの世界知的所有権指標 (WIPI: World Intellectual Property Indicators) の年次報告によると、2015年の世界各地のイノベーターによる特許出願は合計約290万件に達し、2014年比で7.8%の出願件数増加と、6年連続の特許保護の需要拡大を記録しました。

2015年に最多数の特許出願を行ったのは中国のイノベーターで (101万406件)、次に米国 (52万6,296件) と日本 (45万4,285件) が続きますが、米国に拠点を置くイノベーターが特に国際的で23万7,961件の特許出願を国外で申請しているのに対し、中国に拠点を置くイノベーターは比較的自国重視で、国外での特許出願は4万2,154件でした。

「政策立案者達が世界的成長の活性化を目指す中で、2015年の知的財産権出願件数が順調な伸びを示したことを報告できて心強く思います」とWIPO事務局長フランシス・ガリは述べ、「中国が引き続き世界全体における上昇の原動力となると同時に、グローバルな知識経済の重要性の高まりを反映して、2015年にはほとんどの国で知的財産権の利用が増加しました」としました。

中国の特許庁は2015年に110万1,864件の出願を受理し、年間出願件数が100万件を超える最初の特許庁となりました。これは、次に続く米国 (58万9,410件)、日本 (31万8,721件)、及び韓国 (21万3,694件) の特許庁における年間出願件数の合計にほぼ相当する規模です。

国外での出願は、米国の出願者からの出願が6%増の伸びを見せて最も多く (23万7,961件)、その後に日本 (19万5,446件、2.3%減)、ドイツ (10万1,892件、3.6%減) と続きました。

公開された特許出願では、コンピュータ技術 (全体の7.9%) が占める割合が世界全体で最も高く、続いて電子機械 (7.3%)、デジタル コミュニケーション (4.9%) となっています。

2015年に世界全体で付与された特許数は約124万件に達し、2014年比で5.2%の増加を示しました。

2015年には、世界全体で840万区分について推定600万件の商標出願が行われました。商標出願件数は、主に中国における増加を受けて15.3%の増加となり、2000年以降で最大の伸び率を示しました。

2015年の意匠登録の出願件数は世界全体で2.3%の増加を見せ、2014年の出願件数急落からの回復を示しました。世界全体で110万の意匠を含む87万2,800件の意匠出願が行われ、中国、韓国、及び米国における出願の増加が回復の主な要因となりました。

http://ww.wipo.int/pressroom/en/documents/wipi_2016_pr-802-j.pdf

(日本語リリース:クライアント提供)