プログラマブル多軸モーションコントローラー「CK3Mシリーズ」発売

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CK3Mシリーズ

2018年7月31日

オムロン株式会社

世界最高レベル※1のモーション制御性能を持つ
プログラマブル多軸モーションコントローラー「CK3Mシリーズ」発売
-ナノメートル単位の高精度な位置決め制御を実現-

オムロン株式会社(本社: 京都市下京区、代表取締役社長 CEO:山田義仁)は、ナノメートル単位のモーション制御を実現するプログラマブル多軸モーションコントローラー「CK3Mシリーズ」を2018年8月1日からグローバルに販売し、電子機器や自動車の進化を支える未来のモノづくりに貢献します。

「CK3Mシリーズ」は、半導体製造装置などで広く採用されているデルタ タウ データ システムズ社が開発した「PMAC(プログラマブル多軸モーションコントローラー)」が持つ世界最高レベルのモーション制御能力と、オムロンが長年培ってきた放熱性、耐ノイズ性などの高い設計技術を融合させ、コンパクトなサイズを実現した汎用モーションコントローラーです。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201807306506-O1-w8ydVmaj
プログラマブル多軸モーションコントローラー「CK3Mシリーズ」

近年、半導体デバイスの微細化や構造の3次元化が進み、自動車においても、内外装部品の形状の複雑化や素材の多様化が進んでいます。こうした中、製造装置には、高分解能の「スケール」や「モーター」などさまざまな周辺機器を最適に同期させた、高精度な位置決めや軌跡制御が求められています。一方、従来の汎用コントローラーでは接続できる周辺機器が限定されるため、各機器に対応した複数のコントローラーを用いて制御する必要があり、完全な同期制御の実現は困難でした。そこで、装置メーカー各社は、装置専用のコントローラーボードを自社開発し、独自の制御アルゴリズムを組み込み制御していましたが、搭載部品の生産中止に伴う設計変更など、コスト面で大きな負担となっていました。

「CK3Mシリーズ」は、汎用コントローラーでありながら、「スケール」メーカー各社の通信規格や、「EtherCAT(R)」通信に対応することで、多様なモーターや高精度なスケールなどのさまざまな周辺機器と接続することができ、1つのコントローラーによる高速な同期制御を実現します。また、モーション制御を簡単にプログラムできるPMAC専用言語に加えC言語にも対応し、装置メーカーが独自の制御アルゴリズムを作り込むことを可能にします。

【「CK3Mシリーズ」の主な特長】
●最適な機器構成を実現
「CK3Mシリーズ」は、汎用コントローラーでありながら、さまざまなスケールやモーターなどの周辺機器に対応できるインターフェースを持つことにより、1コントローラーで高精度な同期制御を実現し、最適な機器構成でマシンパフォーマンスを向上させます。

●世界最高レベルの制御周期
サーボサイクル50μs/5軸という世界最高レベルのモーション制御性能を有しており、高速なフィードバック制御を行うことで、精密加工において高精度な軌跡制御が可能です。

●高度な独自制御の組み込みが可能
PMAC専用言語や、C言語を用いて、ユーザー独自の複雑・高度なアルゴリズムのプログラミングが可能です。
サーボドライバーの「フルクローズドループ」※2をコントローラー内に組み込むことが可能です。装置のメカ構造に最適化された「制振制御」など、ユーザー独自の装置制御を実現することが可能です。

「CK3Mシリーズ」は2018年4月1日から特定の顧客企業に向け販売を行い、機能を拡充した上で、一般販売を開始するものです。オムロンは、モノづくり現場を革新するコンセプト"i-Automation!"のもと、ナノメートル単位の制御を実現する高性能かつコンパクトなコントローラー「CK3Mシリーズ」を通じて、電子機器や自動車の進化を支える次世代のモノづくりに貢献します。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201807306506-O3-XY8ZGt7x
電源ユニット「CK3W-PD048」 CPUユニット「CK3M-CPU1□1」(写真左)
軸インタフェースユニット「CK3W-AX1414□/1515□」(写真中央・右)

※1  モーション性能16.6μs/1軸、50μs/5軸 (2018年7月時点当社調べ。)
※2  制御対象部の位置をフィードバックして高精度に位置制御を行うこと。

< "i-Automation!"について>
オムロンは現在、製造業のモノづくり現場を革新するコンセプトを"i-Automation!"と呼び、次の3つの"i"からなる オートメーションの進化によって製造現場の生産性を飛躍的に高め、付加価値の高いモノづくりの実現を目指しています。「integrated(制御進化)」は、これまで熟練工に頼っていた匠の技を、誰もが簡単に実現できるよう、オートメーション技術を進化させます。「intelligent(知能化)」は、幅広い制御機器とAIを活用し、機械が自ら学習して状態を保全するなど、進化し続ける装置や生産ラインを実現します。「interactive(人と機械の新しい協調)」は、同じワークスペースで人と機械が共に働き、機械が人の動きや考えを理解しアシストするなど、人と機械の新しい協調関係を提供します。

<オムロン株式会社について>
オムロン株式会社は、独自の「センシング&コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、車載電装部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐に渡る事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約36,000名の社員を擁し、117か国で商品・サービスを提供しています。制御機器事業では、モノづくりを革新するオートメーション技術や製品群、顧客サポートの提供を通じ、豊かな社会づくりに貢献しています。詳細については、http://www.omron.co.jp/ をご参照ください。

・EtherCAT(R)は、ドイツBeckhoff Automation GmbHによりライセンスされた特許取得済み技術であり登録商標です。
・PMACはProgrammable Multi Axis Controllerの略称です。