第3回河北省観光産業発展会議が清朝皇帝の狩猟地で開催

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第3回河北省観光産業発展会議が清朝皇帝の狩猟地で開催

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【承徳(中国)2018年8月2日新華社=共同通信JBN】第3回河北省観光産業発展会議(Hebei Province Tourism Industry Development Conference)が7月18日から7月20日まで、かつて清王朝の歴代皇帝の避暑地および狩猟地として知られたリゾート地の承徳で開催された。会議は中国共産党河北省委員会と河北省人民政府が主催し、中国共産党承徳市委員会、承徳市人民政府および河北省観光発展委員会が運営を担当した。

今会議のテーマは「Ecotourism and Green Development」(エコツーリズムと緑の発展)である。マスコットキャラクターの2頭のシカ「Batu(バトゥ)」と「Saiya(サイヤ)」は中国で伝統的に縁起が良い動物とされる「鹿」をモチーフにしたもので満州族の伝統民族衣装を身に付けている。バトゥは「強い意志」を意味し、勇猛さと不屈の精神を反映し、サイヤは「美しい」を意味し、落ち着いた神秘的な魅力を表す。バトゥとサイヤは国内外のゲストに向けて両腕を広げており、承徳の人々のホスピタリティを象徴している。

1000人を超す国内および海外のゲストが会議に出席した。ゲストは「No.1 Scenic Avenue」(国家第1号景観大通り)に沿った6部門・20件の新たな観光プロジェクトを訪問した。

承徳市は北京の北に横たわる燕山山脈深くに位置する。華北平原と内モンゴル高原の間の移行帯にある。清朝時代に築かれたこの避暑地は長年にわたり世界的な名声を誇る。清朝皇帝の狩猟場であったMulan Paddock(木蘭囲場)も、承徳市の満族モンゴル族自治県にある。

承徳市人民政府のスー・ティエチェン副市長によると、Bashang草原地域の豊富な観光資源を背景に承徳市は「No.1 Scenic Avenue」(国家第1号景観大通り)に発展し、面積6023平方キロの「National Ecotourism Resort」(国家エコツーリズムリゾート)を構築した。

No.1 Scenic Avenue(国家第1号景観大通り)は生態学的な景観を有する大通りで、森林、草地、湖沼、湿地、山地およびその他の多様な自然の景観を特徴とする。歴史的・文化的資源が豊富な文化体験の大通りでもあり、訪問者はモンゴル文化、満州民俗風習、王朝文化、通商路および辺境の文化を味わうことができる。その一方で産業統合を推進する道でもあり、6部門20件の観光プロジェクトを結び付け、レジャー休暇、リラクゼーション体験、アウトドアスポーツ、レジャー農業および文化的創造性などさまざまなタイプの観光を育てる。この大通りは、農村独特の美しい特徴と豊かな民俗風習を活かして農村部の観光を発展させることにより貧困の削減に資する。自転車専用レーン、案内標識、観光センターおよびレクリエーション施設などの公共施設が完備している。この大通りは多くの高効率で便利なスマート観光サービスを特色とし、AR(拡張現実)およびVR(仮想現実)のインタラクティブな設備が印象的な体験を提供している。

ソース:The CPC Chengde Municipal Committee