Britannia Pharmaceuticals Ltd:アポモルフィン注射はPD患者の持続的な運動症状の変動に効果的

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Britannia Pharmaceuticals Ltd:アポモルフィン注射はPD患者の持続的な運動症状の変動に効果的

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【ロンドン2018年8月3日PR Newswire=共同通信JBN】
*フェーズ3 TOLEDO研究でアポモルフィン注射は、症状が経口投薬で制御されないパーキンソン病(PD)患者に、持続的な運動症状の変動の効果的な軽減をもたらすことが示された

Britannia Pharmaceuticals Ltdは、TOLEDO研究の二重盲検フェーズの結果がLancet Neurology(ランセット・ニューロロジー)誌に掲載されたと発表した(注1)。

12週間のAPO-go(R)/ MOVAPO(R)(アポモルフィン)皮下注射による治療は、プラセボと比較して、基準値からのオフタイム(PD薬が効かない期間)に有意に大幅な減少をもたらした。-2.47時間/日 対 -0.58時間/日、ほぼ2時間の治療差(p = 0.0025)、PD患者にとって有意と認識されるオフタイムの変化が倍になった。こうした減少は、APO-go(R)/ MOVAPO(R)注射による治療の最初の週に見られた。

プラセボと比較して、APO-go(R)/ MOVAPO(R)注射では、厄介な運動障害のないオンタイム(良好な運動制御期間)、つまり「良好なオンタイム」の基準値からの有意に大幅な増加が観察できた。2.77時間/日 対 0・80時間/日(p=0・0008)。患者はまた、併用PD薬経口投与の量および回数を有意に減少させることができた(p = 0.0014)。

APO-go(R)/ MOVAPO(R)注射は、脳内のドーパミン含有ニューロンの進行性変性を特徴とし、運動制御の喪失をもたらす疾患であるPDの確立された治療法である。TOLEDOは、複数の薬剤を服用しているにもかかわらず、症状がコントロールされていない7カ国、23病院の107人の患者に対して、その有効性、安全性を研究するために実施された初の多施設、無作為化、二重盲検試験である。

臨床的改善は、治療に対する患者の評価にも反映された。APO-go(R)/ MOVAPO(R)注射を受けた患者は、71%が症状が「改善した」と評価、プラセボでは18%だった(p<0.0001)。

TOLEDOの主任治験責任医師であるレジーナ・カッツェンシュラーガー教授は「TOLEDOは、われわれの知見に重要な補強をもたらし、レベル1のエビデンスを初めて提供、これまでの観察研究を裏付けてくれた。アポモルフィン注射は、最適化された治療法にもかかわらず治療反応の変化が乏しい患者には、効果的であり、十分耐えられる」と述べた。

アポモルフィンが英国でPD治療薬として認可されることにつながった、この極めて重要な臨床試験の治験責任医師であるアンドリュー・リーズ教授は「TOLEDO試験の肯定的な結果が、小さな携帯用小型注射器を使ったアポモルフィン注射が、全国のPD治療のガイドラインに取り込まれる支援材料となることを期待している」と付言した。

TOLEDO研究は、STADA Arzneimittel AGのグループ企業の1つで、アポモルフィン製品のメーカーであるBritannia Pharmaceuticals Ltd.の資金提供を受けている。

Britannia Pharmaceuticals Limitedは1982年創業、英国のレディングに本拠を置く製薬会社で、神経学市場に特化している。

Britanniaはフランクフルトに本拠を置くSTADA Arzneimittel AGが所有している。

APO-go(R)製品はBritannia Pharmaceuticals Ltdが英国で販売、2007年にBritannia買収によりSTADAのポートフォリオに移行した。APO-go(R)製品は、英国外では自社の関連会社およびライセンスパートナーを通じて販売されている。

Britannia Pharmaceuticals Ltdについては http://www.britannia-pharm.com
TOLEDO研究については https://www.clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT02006121?term=NCT02006121&rank=1
APO-go(R)注射の製品概要(SmPC)については https://www.medicines.org.uk/emc/product/3908/smpc をそれぞれ参照。

(注1)Katzenschlager R, et al. Lancet Neurology, 2018. Published online July
25, 2018 http://dx.doi.org/10.1016/S1474-4422(18)30239-4

ソース:Britannia Pharmaceuticals Ltd