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06.04.02
甘い蜜、紫外線が目印
晴れ渡った春の日差しの中、菜の花の蜜や花粉を集めるミツバチ=いわき市フラワーセンター 
菜の花畑でミツバチ大忙し/いわき
 菜の花の蜜(みつ)を求めてミツバチが忙しく飛び回っている。ミツバチの目は人間の目では見えない紫外線を見ることができるといわれる。

 さまざまな植物が花開く4月、菜の花の鮮やかな黄色はひときわ目をひく。いわき市フラワーセンターの菜の花は例年2月中に見ごろを迎えるが、今年は寒波の影響で開花が約1カ月遅れたという。

 花の蜜があるところに紫外線が多く吸収されているため、人間の目には同じように見える花も、ミツバチには蜜の在りかが一目で分かる。(写真と文=矢内靖史カメラマン)
虫の目レンズ
 昆虫写真家の栗林慧氏が開発した、昆虫写真の世界では話題のレンズ。昆虫の視覚を再現したものではないが、小さな虫と同じ世界に迷い込んだような気持ちになる。また、身近な小さな自然にも未知の小宇宙があることに気付かされる。
 


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