虫の目探検TOP

07.01.20
34
「小鳥の森」の愛嬌一番
ヒマワリの種を食べに餌台に訪れるヤマガラ=福島市小鳥の森
人気者のヤマガラ
 20日は二十四節気の一つ大寒。福島市小鳥の森は、餌台に訪れる鳥たちでにぎやかな時季を迎えている。中でもヤマガラは、愛嬌(あいきょう)のある動きで1番の人気者。ネイチャーセンターの窓際の餌台までやって来ては、頻繁にヒマワリの種を運んでいる。

 ヤマガラは、餌を保存する貯食行動で知られる。その場で食べるほかに、餌の採れない時季に備え、餌を木の根元やすき間に隠す。

 小鳥の森によると、この冬、雪は少ないものの木の実が不作で、餌場は例年以上のにぎわい。ヤマガラにとっては、暖冬でも備えあれば憂いなしといったところか。
(写真と文・矢内靖史カメラマン) 
 


〒960-8648 福島県福島市柳町4の29
ネットワーク上の著作権(日本新聞協会)
国内外のニュースは共同通信社の配信を受けています。

このサイトに記載された記事及び画像の無断転載を禁じます。copyright(c) 2001-2004 THE FUKUSHIMA MINYU SHIMBUN