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ふくしま虫の目探検隊
07.0225
39
谷あいの”目玉おやじ”
タマゴケ
暗い林の縁にひっそりとたたずむタマゴケ=南相馬市・新田川渓谷
タマゴケ
南相馬の新田川沿い

 薄暗い谷あいで浮かび上がる無数の目玉? 南相馬市の新田川沿いなどでは、コケの仲間「タマゴケ」が、黄緑色の丸い胞子嚢(ほうしのう)を付ける姿が見られるようになった。

 タマゴケは、沢沿いや林縁の湿った斜面の岩肌などに、小さく色鮮やかな群落を作る。春先、直径2ミリほどの玉を約3センチaの柄の先に付け、そのユニークな姿は、まるで漫画の「ゲゲゲの鬼太郎」の「目玉おやじ」のようだ。

 胞子嚢はやがて熟すと、とがった部分が褐色になり、そこから胞子が放出されるという。
 

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