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ふくしま虫の目探検隊
07.0325
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ソメイヨシノ
ソメイヨシノ
早くも八分咲きとなったソメイヨシノでみつを集めるミツバチ=いわき市平・阿部さん方
ミツバチや小鳥”春の宴”
いわきの民家で早くも八分咲き

 全国的に桜の開花が早まる中、いわき市平の阿部靖さん(69)方では、庭先のソメイヨシノが八分咲きになり、一足早く”春らんまん”を迎えている。

 阿部さんによると、樹齢は約55年。早咲きのソメイヨシノとして知られるが、西側の蔵と北側の山で北風を受けず、木の下に豊富な地下水が流れていることが影響しているという。

 この桜には、ミツバチのほかメジロなど数多くの鳥も訪れる。近年、困っているのは、スズメがみつを吸うために花を落としてしまうこと。阿部さんは毎日、桜の下にスズメの餌をまき、道行く人が1日でも長く花見を楽しめるよう気遣っている。
 

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