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ふくしま虫の目探検隊
07.06.07
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クロホシタマムシ

伐採木に産卵に訪れたクロホシタマムシの雌=福島市小鳥の森

色鮮やかに輝く森の宝石
 
 伐採木にはさまざまな甲虫が産卵に訪れる。中でも日差しを浴びてメタリックに輝くタマムシは、まるで空飛ぶ宝石。

 福島市小鳥の森では、伐採木に飛来するタマムシの仲間が見られるようになってきた。

 クロホシタマムシは、1センチほどの大きさ。法隆寺の玉虫厨子(たまむしのずし)で有名なタマムシは、3―4センチあるが、この小さなタマムシの輝きは、まったく引けを取らない。

 小鳥の森では、炭焼きで使う間伐材以外にもタマムシが訪れるように、丸太も積んである。一見、地味な色彩の種類も多いが、よく見るとその美しさに気付くだろう。

(写真と文・矢内靖史カメラマン)
 

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