みんゆうＮｅｔふくしま虫の目探検隊

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虫の目探検ＴＯＰ

07.06.14
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タミヤマクワガタ

黄金の産毛と頭部の突起が特徴的なミヤマクワガタの雄＝福島市飯坂町茂庭

黄金の産毛光らせ活動開始

　
　子どもたちに人気の昆虫といえばクワガタムシ。夏本番を前に、福島市などでも黄金の産毛を光らせたミヤマクワガタが、いよいよ活動を始めた。

　ミヤマクワガタは、ノコギリクワガタと並び称されるクワガタムシの代表格。頭部の突起が最大の特徴で、小型個体では目立たないが、大型個体では発達する。普通、雄は５センチ程度だが、まれに７センチを超える個体もいるという。

　ミヤマは深山の意味だが、里山からブナ帯まで幅広く生息する。成虫になったばかりの体表は、金色の細かい毛に覆われ美しい。暑さに弱いので、成虫の飼育の際は温度や湿度の管理に注意が必要。

（写真と文・矢内靖史カメラマン）

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