みんゆうＮｅｔふくしま虫の目探検隊

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虫の目探検ＴＯＰ

07.06.28
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タオオカワトンボ

梅雨空の下、雨宿りするオオカワトンボ＝福島市佐原

ヒラヒラと飛び涼感誘う

　
　梅雨空の下、ヨシの葉で雨宿りするカワトンボ。梅雨入りした県内だが、晴れ間にはカワトンボが清流をヒラヒラと飛び回り、涼感を誘っている。

　同じ種でも羽の色が透明なもの、オレンジ色のものがあり、地域変異も大きいため、まるで別種のようにも見える。また、和名が何度も変わる紛らわしいトンボでもある。

　県内に分布するヒガシカワトンボは、２００４（平成１６）年に「オオカワトンボ」と名称が変更。同時にニシカワトンボはただの「カワトンボ」になった。しかし、その後の研究によって和名の議論は続いている。

（写真と文・矢内靖史カメラマン）

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