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ふくしま虫の目探検隊
07.08.16
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ヤマトフキバッタ

ヒマワリの葉に乗るヤマトフキバッタ。体長約3センチ=福島市大波

真夏の太陽浴び“お食事”
 
 真夏の太陽を浴び、大きな花を咲かせるヒマワリ。多くの人々が暑さに参っていても、ハチたちは元気にみつを集め、この夏に成虫になったばかりのヤマトフキバッタはヒマワリの大きな葉を食べていた。
 フキバッタの仲間は一見するとイナゴに似ているが、ほとんどの種は羽が退化し、飛ぶことができない。そのため個体の移動範囲が狭く、地域によって分化が進んでいるという。
 中通りや浜通りでは、ヤマトフキバッタが大勢を占め、会津地方にはミカドフキバッタが生息する。フキの葉を好んで食べることからこの名が付いたが、ほかにも広く軟らかい葉を好んで食べる。
(写真と文・矢内靖史カメラマン)
 

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