知りたい金融用語【プロジェクトファイナンス】収益、資産で資金調達

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 プロジェクトファイナンスは、特定のプロジェクト(事業)のために資金を調達する際、事業自体から生じるキャッシュフロー(事業から発生する収益や事業の持つ資産)を元に資金を調達する方法です。日本では企業の信用力で資金を調達するコーポレートファイナンス(通常の融資)が一般的でしたが、近年では事業リスクの分散を図るためプロジェクトファイナンスを選択する事例が増えています。

 プロジェクトファイナンスは、返済の原資が事業から生じるキャッシュフローに限定されるため、企業の信用力や担保の価値に依存する通常の融資と異なり、事業を行う企業やスポンサーに債務保証を求めません。特定の事業を行う特別目的会社(SPC)を設立し、SPCが資金調達の主体(借入人)となることも特徴です。借り手側は大規模な資金調達ができる利点があります。

 (東邦銀行法人営業部)