【知りたい資産運用(46)】 期待や「夢」でも株価上昇

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 前回に続き株価変動の要因についてです。

 株価は「夢」でも大きく動きます。例えば新技術や新サービスなど将来の可能性が市場で高く評価されることで、必ずしも現在の業績が伴っていない場合でも、将来への期待や夢を元に株価が大きく上昇することがあります。

 新株式発行を伴う資金調達法である「エクイティ・ファイナンス」を行う企業は、事業拡大などに伴い資金が必要になっていると考えられ、将来の高い成長性が見込めます。また、株主還元策として増配や株式分割などを積極的に行う傾向にあります。長期的に保有し、持ち株数を増やすことも株式投資の醍醐味(だいごみ)です。

 最後に、株式投資は本来、客観的な情報に裏付けされた合理的な行為であるはずですが、心理的要素も大きく絡みます。

 それを反映して数多くの「相場格言」がありますが、有名な言葉を一つ紹介します。「人の行く裏に道あり花の山」。人気相場は話題になった時点でもう下降曲線を準備しているもので、人の先を行くには他人とは違った視点で相場を見るというものです。投資判断の参考にしてはいかがでしょうか。

 (とうほう証券)