【西会津国際芸術村】 廃校舎に芸術家の作品

 
旧中学校の木造校舎を使った施設

 西会津国際芸術村(にしあいづこくさいげいじゅつむら)は、廃校(はいこう)になった中学校の木造校舎(もくぞうこうしゃ)に芸術家が滞在(たいざい)して作品を作ったり、展示(てんじ)したりする西会津町の施設(しせつ)です。世界中から芸術家を招(まね)き、芸術を通した国際交流や、西会津と都市の交流を行うことを目的に、2004(平成16)年につくられました。

 これまでに外国人や日本人の芸術家約300人が訪(おとず)れ、作品を作りながら近くの学校や、地域(ちいき)の人と交流しました。

 建物の中には芸術家のアトリエだけでなく、無料休憩所(きゅうけいじょ)「じぶんカフェ」、ギャラリーやワークショップのスペースなどがあります。移住(いじゅう)定住相談センターもあり、町に移(うつ)り住んでくる芸術家もいます。

 芸術村を管理運営(うんえい)している団体(だんたい)の矢部佳宏さん(40)は「キッズ創作(そうさく)スペースを増(ふ)やし、親子で楽しめる施設にしたいです」と話しています。

 【どこで?】西会津国際芸術村(にしあいづこくさいげいじゅつむら) 開館時間は午前10時~午後5時。休館日は毎週月曜、火曜日。

みんゆうジュニア情報局