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漢字の世界303

 

四字熟語
【2007.1.13】
一蓮托生(いちれんたくしょう)

行動、運命を共にする

 極楽で同じ蓮(はす)の花に座る。転じて、行動、運命を共にすること。

 仏教の語だが、仏典などには見えない。「生」は呉(ご)音で「ショウ」と読む。

 「一蓮」は、同じ蓮の花。「托生」は、「生を托す」(生命を預ける―生まれ変わる)。念仏を唱えれば、同じ蓮の花の上に生まれ変わることができる、という。

 仏教の方では良い意味に用いられるが、今日では、同じ危険に出合う場合や、悪事をはたらく仲間同士に用いることが多い。

 例えば、タイタニック号に乗り合わせ、老いも若きも一蓮托生、大西洋の藻屑(もくず)と消えたとか、談合事件で贈賄も収賄も罪に問われて一蓮托生、監獄(かんごく)行きとか。

 最近では、酒酔い運転、飲ませた方も一蓮托生だ。

全国漢文教育学会長
石川 忠久 
 

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