【編集日記】(10月20日付)

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 かつて、「I★NY(アイ・ラブ・ニューヨーク)」というロゴがあったことを覚えている人も多いだろう。(★=ハートマーク)米・ニューヨーク州が観光キャンペーンで使い、世界的に有名になった

 ▼日本でも、NYの代わりに別の地名を入れたステッカーなどが各地に出回ったことを思い出す。それをしのぐようなロゴに育つのか。東京都が「&TOKYO」というロゴ・キャッチコピーを作った

 ▼2020年東京五輪・パラリンピックを見据え、観光都市としてのブランドを確立するのが狙いだという。個人や企業が、「&」の前に名前など好きな言葉を入れて使うことを想定している

 ▼「いろんな人やものがつながることで、新しい楽しさをつくりだす街を表現した」と都の担当者。外国の弁護士事務所のロゴに似ているとの指摘も出ているが、東京五輪のエンブレム問題があっただけに、法的には慎重を期したそうだ

 ▼それはさておき、世界に名だたる東京でさえ、あらためてブランド確立を目指しているという点に注目したい。震災と原発事故からの復興に取り組む本県。国内外に根強く残る風評の払拭(ふっしょく)が急がれるが、同時に並行して新しい「福島ブランド」を確立するような発想と勢いがほしい。