【1月6日付編集日記】シロツメクサ

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 確かにシロツメクサのよう。いわゆるクローバーだ。道路の脇にある小さな緑地帯の中。数個の白い花が顔をのぞかせている

 ▼図鑑などでは開花時期は4月からとなっている。春の野原の主役ともいえる野草だ。花の白さと、青々とした葉が他の草が枯れてしまった中で際立っている。昨年末から、この時期としては暖かい陽気が続いていた。その影響なのだろうか

 ▼穏やかな天気のもとで年末年始を過ごせることは誰にとっても気分がいいものだが「御(お)降(さがり)」という季語もある。元日、ないしは三が日に降る雨や雪のことを言う。雨や雪は涙を連想させるがこれも豊年の前兆と考えて縁起が良いものとした

 ▼山の雪は春になれば解けだし、水となって地下に染み込み、湧き水となる。人間にも農作物にも欠かせない水。そのありがたさを忘れまいとする先人たちの知恵がこの言葉の中にも生きている。スキー場などのように、その雪が不足しては困る人たちも雪国にはいる

 ▼今日は二十四節気の「小寒」。寒さがいよいよ本格化する頃になったという先人の教えでもある。暦が告げる「寒の入り」に天気が追い付こうとしているかのよう。この先の予報は会津地方に連日の降雪を告げている。