【1月14日付編集日記】インフラツアー

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 先日の本紙にいわき市の小名浜港3号ふ頭で整備が進められている巨大な橋のパノラマ写真が載っていた。全長927メートルの巨大橋。完成すれば橋としての利活用だけでなく小名浜の新名物になるだろう

 ▼国土交通省が新年度から、橋やトンネル、ダムといった大型の社会資本施設を観光資源化し、普段は公開していない設備や作業を見学してもらう「インフラツーリズム」の推進に乗り出すそうだ

 ▼例えば、本州四国連絡高速道路の明石海峡大橋で行われている高さ300メートルの主塔頂上から絶景を楽しむツアーなど成功例を参考に、実施のノウハウを地方自治体向けの指針にまとめ、地域活性化に活用してもらおうというものだ

 ▼県内でも高速道路の建設現場やダムの堤体内部の見学を受け付けているところがある。しかし国交省によるとこうした見学ツアーは国の施設が中心で、自治体が実施している例はまだ少ないという

 ▼観光資源に恵まれた本県だが、「呼び物」は多ければ多いほどいい。目的も観光だけでなく、小中高生向けの教育旅行などいろいろと考えられる。インフラと既存の観光地とを組み合わせたコースもできるだろう。じっくり近くを見渡して新しい名所を発掘したい。