【2月21日付編集日記】120字

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 「世界で一番短い形式の詩」といわれる俳句。凝縮された表現だからこそ、想像の翼が無限に広がっていくといえるだろうか

 ▼わずか17音。使う文字は少なくて済む。簡単そうでも、いざ作るとなると難しいもの。読者の方々に毎日の暮らしの中で感じたことなどを書いていただいている本紙の企画「120字でつづる思い」も短い文章だ

 ▼これではさまざまな気持ちを託すには足りない、と思われることもあるかもしれないが本紙は昨年、創刊120周年を迎えている。これを記念しての文字数とした。月ごとに変わるテーマに沿って掲載し、寄せられた作品の総数は連載開始からの1年間で約700点

 ▼味わい深いもの。さらには、細やかな愛情を感じさせるもの。あるいは、励まされるような文章に出合うことも少なくない。投稿された方たちの思いは、この120字という世界に凝縮されているといえるだろう

 ▼限られた文字で思いを伝えるという点ではこの小欄も同じ。43行という制限の中で日々、四苦八苦。やっと書き上げても読者に伝えることができたかどうか、といった自問自答と反省の繰り返しだ。"120字"の作者の皆さんに励まされながら"マス目"を埋める日々。