【2月29日付編集日記】肝心なのは

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 マスクを着ける人が増えている。昨年より遅いインフルエンザのピークと花粉症のシーズンが重なったようだ

 ▼日本衛生材料工業連合会によると、マスクの生産量は輸入を含め年間約40億枚。今夏からは消費者物価指数の算出品目にも加わるというから、名実ともに家庭にあって当たり前の定番商品になったと言えそうだ

 ▼マスクは風邪など感染症を人にうつさないために着用するのがおそらく最も基本的な使い方だ。国も推奨する「せきエチケット」の一つなのだが、わが身を考えても近年は、他人より自分を守るためにマスクをすることの方が多い気がする

 ▼感染症や花粉症予防、微小粒子状物質(PM2・5)対策...。何となく安心感を得たり、スッピンをカバーしたりするための「だてマスク」も"自己防衛"の延長線上にあるかもしれない。しかしせっかくのマスク。どうせなら感染症予防に役立つように使いたい

 ▼専門家はマスクの効果として期待が大きいのは鼻と口を覆うことで、ウイルスが付いた手で顔に触れてもウイルスが体内に入りにくい点だとする。そして毎日取り換え外出した後は必ず手を洗ってとも。だとすれば肝心なのはマスクを外した後ということになるか。