【3月31日付編集日記】視界良好

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 きのう福島市で桜が開花した。2002年に次いで、過去2番目の早さだという。早咲きの桜はまるで、今春から社会人としてスタートを切る新人たちを祝福してくれているかのようだ

 ▼日本生産性本部によると、今年の新入社員のタイプは、小型無人機「ドローン型」だそうだ。就職活動の日程見直しなど強い風にあおられながらも、なんとか自律飛行を保ち、目標地点である内定に着地できた学生が多かったためという

 ▼ドローンは、貨物輸送や災害調査などさまざまな分野で活用が期待されているが、安全面などに課題もある。新人に置き換えれば、多様な未来を切り開いていくには、苦手克服のための自己研さんが大切ということだろう

 ▼ドローンの飛行にはルールもある。夜間飛行(深夜残業)や、長時間にわたり充電しないままの使用(無休)は、紛失(早期離職)につながる恐れがある。同本部は、上司や先輩にこうアドバイスする

 ▼あす、多くの企業や官公庁で入社式や入庁式が行われる。新人たちは皆、準備に追われているだろう。早咲きではなくてもいいから、あせらずマイペースで経験を積み重ねていってほしい。願わくは、飛び立つ先が視界良好でありますように。