【4月8日付編集日記】リオ五輪切符

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 リオデジャネイロ五輪の自転車競技トラック種目の代表として、県勢の渡辺一成(小高工高卒)、窪木一茂(学法石川高卒)の両選手が選ばれた

 ▼渡辺選手は2008(平成20)年の北京、12年のロンドンに続く3大会連続、窪木選手は初めての出場となる。県勢としては最初のリオ五輪代表の決定だ。渡辺選手は男子ケイリンに、窪木選手は6種目で競う男子オムニアムに挑む

 ▼「復興のために全身全霊を込めて競技する」「県民を元気づけたい」。渡辺、窪木両選手は五輪でのふるさとへの恩返しを誓う。「自転車王国・福島」のプライドを胸に、8月の本番では全力でペダルを踏み込んでほしい

 ▼その喜びもつかの間、思わぬ報が飛び込んできた。バドミントン男子のエースで、リオ五輪の有力なメダル候補と期待されていた桃田賢斗選手(富岡高卒)が、違法カジノ店で賭博をしていたというニュースである。日本バドミントン協会は10日の理事会で処分を協議する

 ▼「敵と戦う時間は短い。自分との戦いこそが明暗を分ける」。スポーツ界の大先輩である王貞治ソフトバンク球団会長がかつて語っていた。この言葉が示唆するものは何も試合のときに限らないのだと改めて心に刻む。