【4月19日付編集日記】子育て地蔵

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 福島市荒井にまつられている大竹子育地蔵尊。その由来は400年前に遡(さかのぼ)る。子どもの病が治らず困っている住民がいた。すると夢でお告げがあり、近くの川で木彫りの地蔵を見つけた。その地蔵をまつると、子どもの病が完治したという

 ▼以来、地域の住民は子どもが生まれると、地蔵の分身として作られた小さな「弟子地蔵」を借り受け、子どもの身近に置くようになった。弟子地蔵は遊んで傷つけても怒ったりせず、子どもの安全を見守ってくれるといわれる

 ▼現代では、身近にあるのはデジタル端末という子どもが多いようだ。情報セキュリティー会社の調査によると、0~9歳の子どもがいる保護者の55.5%がインターネットに接続できる端末を子どもに持たせていた

 ▼使用させているのは携帯ゲーム機、子ども用携帯電話、タブレット端末の順で多かった。情報化社会であり、小さいうちからデジタル機器に触れさせることも必要だろう

 ▼一方で、スマートフォンなどが手放せないネット依存の低年齢化も心配されている。交流サイトを通して犯罪に巻き込まれる危険性もある。使用には家庭内でのルールが必要だ。ネットの世界は、お地蔵様のように優しいばかりではない。