【4月24日付編集日記】いわきFC

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 将来のJリーグを目指すいわきFCが県社会人サッカー2部リーグの開幕戦と第2戦を大勝し、最高のスタートを切った。大学や高校のサッカー界で活躍した選手が名を連ねる選手編成は社会人リーグでは異色の存在で、旋風は続きそうだ

 ▼チームは7年後のJ1昇格を目指す。頂点のJ1からJ2、J3、JFLなど連なる日本サッカーリーグの"ピラミッド"では、県社会人リーグ2部は実質的には8部にすぎず、いばらの道が待ちかまえる

 ▼全国地域リーグ決勝大会2位以内を条件としたJFL昇格という「飛び級」制度もあるが、チームを運営するいわきスポーツクラブの大倉智社長は「一つ一つ上がる」と断言する。男女のジュニアユースチームの設立や無料サッカースクール開催などを通して地域に密着し、地域に愛される存在になるまでに必要な時間でもある

 ▼クラブはJ1昇格以外にも「スポーツを通じて社会を豊かにする」という目標を掲げた。ホームスタジアムの入場料を学校の芝生化などの支援に回し地域に還元する構想を描く

 ▼いわき市で行われた開幕戦には社会人リーグとしては記録的な2668人の観客が詰め掛けた。夢への挑戦と、市民の期待が重なり合う。