【4月27日付編集日記】勢いづく部活

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 放課後の中学校近くを通ると、校庭を駆ける運動部活動の生徒たちの姿を目にする。男子生徒の頭が丸刈りだったこと以外は約40年前と、さほど変わらないように見える光景に過ぎ去った日への甘酸っぱい思いがこみ上げる

 ▼入部したての1年生も練習に慣れてきたころだろうか。競技だけでなく礼儀や先輩との関係など、多くを学び始めたわが子を、頼もしく見ている保護者も多いだろう。チームも1年から3年生までそろい、勢いづく時期だ

 ▼本年度の県中体連総合体育大会、県高校体育大会、県高野連各大会の日程が先日、発表された。選手も大会に照準を合わせ練習に熱が入るだろう。部活総仕上げとなる3年生には貴重な日々だ

 ▼次世代の学校指導体制を議論してきた文部科学省のチームが授業や生徒指導、部活指導を一手に担う「日本型学校教育」の成果を評価した。部活を通じた生涯の仲間、恩師との出会いの大切さに納得する人は多いはずだ

 ▼今年はどんなヒーロー、ヒロインが誕生するだろうか。県勢も全国レベルで活躍する選手が増えた。今の中高校生が日本代表の主役になる2020年東京五輪への切符を夢見ながら、部活で育まれた選手が健闘するのを期待したい。