【5月9日付編集日記】連休明けと「サザエさん」

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 大型連休もきのうで終わった。ぎりぎりまで家族や友人とスポーツや旅行を楽しんだ人もいれば、自宅でゆっくりと過ごして疲れを癒やした人もいるだろう

 ▼休みが終わる日の夕方、翌日からの仕事や学校のことを考え、どことなく気分が落ち込む。こうした心理作用を「サザエさん症候群」と呼ぶことがある。もちろん、サザエさんに何ら非はない。長い間、日曜夕方にこの番組が放送されてきたため、こうした名称が付いたのだろう

 ▼ことしは「サザエさん」が生まれてから70年だ。長谷川町子さんが福岡県の地方紙で4こま漫画連載を始めたのは終戦間もない1946年4月。以来、長谷川さんは全国紙を含め約30年にわたって連載を続けたが、たびたび休載もした

 ▼病気のためやむなく休むこともあったが、漫画を描くのに飽きてしまい、長期休載したこともあった。その間は、粘土細工や刺しゅうなど趣味を存分に楽しんだと著書にある。仕事に向き合うにはオンとオフの切り替えが大切だということだろう

 ▼多くの人がきょうから通常の生活に戻る。休暇で充電したパワーを、仕事や学業に発揮したい。サザエさん一家のように笑顔で日々を送れば五月病も寄ってこないはずだ。