【5月29日付編集日記】シャクナゲ

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 県の花「ネモトシャクナゲ」は夏の到来を告げる高山植物だ。例年、観光客の目を楽しませる福島市の吾妻連峰・浄土平周辺では、まだつぼみが固く、開花は例年並みの7月ごろの見通しという。既に夏の暑さを実感する市街地とは違い、山の夏は一足飛びとはいかないようだ

 ▼こちらはつぼみを膨らませた「シャクナゲ」だ。先日誕生したばかりの本県初の女子ラグビー7人制チーム「Rosage(ロザージュ)ふくしま」。ロザージュはフランス語でシャクナゲの意味。県の花をチーム名にとった

 ▼女子チームの結成は県ラグビー協会の長年の悲願だった。昨年のW杯の日本男子代表の活躍が追い風となり、関係者の勧誘に応じる女性が増え、発足にこぎ着けた

 ▼17人の選手は、高校生から社会人まで年齢層が幅広い。硬式テニスや柔道の国体選手も加わるなど多才な人材がそろった。ただ、大半はラグビー初心者。週に1度の全体練習では、ボールの奪い方や相手選手の倒し方など、基本技術の習得に懸命だ

 ▼チームの目標は、10月の岩手国体出場。シャクナゲは冬の厳しい寒さに耐え、夏にかれんな花を咲かせる。選手たちが猛練習を重ねた先に大輪の花を咲かせる日を待ちたい。