【6月27日付編集日記】演説の日

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 きのうは参院選が公示されて初めての「選挙サンデー」だった。県内各地で街頭演説の声が響き渡ったが、みなさんは足を止めて聞き入っただろうか。それとも通り過ぎただろうか

 ▼今回の参院選は、選挙権年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げる改正公選法が初適用となった。このため候補者や政党は、新有権者を含めてより多くの票を獲得しようと、さまざまな方法で支持を訴えている

 ▼街頭演説や個人演説会はその中でもオーソドックスな方法の一つだ。「演説」という言葉は福沢諭吉が英語の「スピーチ」の訳語として当て、自分の意思を大勢の人々に伝える手段として、わが国に紹介したといわれている

 ▼諭吉は著書「学問のすゝめ」の中で演説について、「文章よりも話をした方が分かりやすく、味もある」、「もし、演説という方法が無かったら、国会も機能を果たすことができない」などという趣旨のことを書いている

 ▼候補者の政見や政策を知る方法としては選挙公報やインターネットもあるがまずは諭吉の勧めに従い演説に耳を傾けてみてはどうか。候補者にとっても腕の見せ所だろう。今日は諭吉が初の演説会を開いた日にちなんで「演説の日」でもある。