【7月2日付編集日記】2人目の壁

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 言葉の壁、音速の壁、小1の壁、第四の壁...。思えばいろんな「壁」があるものだが、人口減少が進む中で注目されているのが「2人目の壁」だ

 ▼第2子以降を産むかどうか。出産や子育てを応援する一般財団法人「1more Baby応援団」が、全国の結婚期間が14年以下の既婚者を対象に行った「夫婦の出産意識調査」の結果が興味深い

 ▼調査では81%が理想の数を「2人以上」とする一方、74%が2人以上の出産をためらう「壁」があると答えた。経済的な理由が圧倒的で、転居や労働条件変更などの保活がなければ2人目を持ちたい―という人は59%に上った

 ▼国勢調査によれば、県内の高齢化率は29.1%となり、前回2010年の調査よりも4.1ポイント上昇した。片や15歳未満の割合は11.3%と前回を2.4ポイント下回り、全国で最も減少率が大きかった。平均年齢が2歳以上高くなったのも本県だけであり少子化対策は焦眉の急だ

 ▼意識調査では、2人以上を出産した夫婦に「家庭の幸福感」も聞いている。結果は「満足している」が98%に達した。経済的支援や社会環境づくり...。「壁」を乗り越えて、福島の未来を光り輝くものにするために、やれることはいっぱいある。