【7月26日付編集日記】憧れの仕事

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 クラレが今春小学校を卒業した児童を対象に、将来就きたい職業を聞いたところ、女の子の1位は保育士で、昨年の7位からトップに躍り出た。2位は教員、3位は看護師だった

 ▼調査では、女の子の親にも就かせたい職業を尋ねている。こちらは1位が看護師、2位が教員、3位は公務員で、保育士は医師と並び5位だった。昨年はランク外で、親から見ても保育士の仕事は注目の的だ

 ▼その保育士だが、福島労働局によると、2015年度の県内の保育士の有効求人倍率は1・82倍で、11年度に比べて3倍以上の水準。引く手あまただ。一方で、仕事が大変な割に待遇が報われないなどの理由もあり保育士の確保は進んでいない

 ▼政府が目指す1億総活躍社会は女性の活躍推進が柱の一つ。それを実現するには保育所の待機児童解消など子どもを安心して預けられる環境整備が欠かせず、そのためには保育士の確保が必要―というように課題は連関する

 ▼保育士の例を挙げたが、女性が活躍するためには社会全体で解決しなければならないものが多い。きょう「ふくしま女性活躍応援会議」が設立される。子どもたちが憧れの職業に就き、働き続けられる福島県へ官民が力を合わせたい。