【8月22日付編集日記】歴史的な一戦

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 6万人、熱戦に興奮―。23年前の本紙は、日本サッカーの歴史的な一戦をこう伝えた。1993年5月15日のJリーグの開幕だ。会場の大観衆だけでなく、日本中が世紀の瞬間に酔いしれた

 ▼開幕試合ではヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)と横浜マリノス(現横浜F・マリノス)が戦い、横浜が2―1で逆転勝ちした。当時の参入チームは10チーム。本紙は「残り8チームが続けば、日本サッカー界に、明るい未来が見えてくるだろう」とつづった

 ▼その後、日本代表はあと一歩で出場を逃していたワールドカップや五輪に連続出場。Jリーグで育った岡崎慎司、香川真司、長友佑都各選手らはイギリスやドイツ、イタリアなど欧州の強豪クラブで活躍している

 ▼県内ではきのう本県サッカーの頂点を決める熱戦があった。J3の福島ユナイテッドFCと、Jリーグを目指す県社会人リーグ2部のいわきFCが初めて対戦した天皇杯サッカー県代表決定戦の決勝だ

 ▼結果は、福島が2―1で9連覇を飾った。いわきは延長戦にもつれ込むまで福島を苦しめた。この試合に将来Jリーグで展開されるだろう「福島ダービー」と重ねた県民もいよう。本県サッカーに歴史的な一戦が刻まれた。