【8月23日付編集日記】自治体発アプリ

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 スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の国内配信から1カ月が過ぎ、世界的な大ブームが巻き起こっている。同じくスマホの「拡張現実(AR)」技術を使って県が開発したアプリも隠れたブームを呼んでいる

 ▼アプリは県内の観光地で出現するウルトラマンなどの写真を撮影するスタンプラリー用だ。ウルトラマンなどは県内15コースの40カ所で撮影できる。アプリのダウンロード数は10月16日までの期間中に2万回を目標にするが、開始からの1カ月で約5700回に達した

 ▼画像は完成度が高く一部に動画のレア物もある。既に全てのコースを巡ったつわものもいるという。県は「県内に来なければ楽しめないアプリ」としてさらに売り出し中だ

 ▼県内自治体では子育て支援や健康増進などのアプリ開発が広がっている。震災復興では浪江町や楢葉町などが避難住民に情報を発信するため作った。県も、浜通り北部の津波被害や復興の状況が分かるアプリを開発している

 ▼ポケモンGOは節度を逸した利用が問題になっている。しかしアプリは住民と古里、被災地とそれを応援する人との絆を結ぶツールにもなる。自治体発アプリの利用が増えれば本県復興につながる。