【9月24日付編集日記】動物愛護週間

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 子どもの頃、自宅で犬を飼っていた。父親が譲り受けてきた子犬で、毎日の散歩を任され、長く世話を続けた。愛犬の具合が悪くなると子ども心に胸が痛んだのを思い出す

 ▼日本でペットとして飼われている犬と猫の平均寿命(2014年時点)は、犬が13.2歳、猫は11.9歳となりそれぞれ過去最高となったことが、東京農工大と日本小動物獣医師会の調査で分かった

 ▼ワクチン接種の普及で感染症対策が進んだことなどがその理由で、この25年間で犬は1.5倍、猫は2.3倍に延びた。近年は室内で飼うことが増え、餌や医療環境が大きく改善したことも長寿命に貢献しているという

 ▼26日まで動物愛護週間が繰り広げられている。同日は県獣医師会が動物愛護管理功労者として環境大臣表彰を受ける。長年にわたる動物愛護と適正飼養の普及啓発に加え、震災後に取り組んだペットと飼い主への支援活動などが評価された

 ▼ペットの寿命が延びる一方で、生まれたばかりの子犬や子猫が無責任に捨てられているという現実がある。動物愛護管理法が目指す「人と動物が共に生きていける社会」を実現するために、責任と愛情を忘れず、大事なパートナーと長くつきあっていきたい。