【10月2日付編集日記】戊辰戦争

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 秋を彩る会津まつりのメイン行事、会津藩公行列。大河ドラマ「八重の桜」で新島八重を演じた女優綾瀬はるかさんが3年連続で花を添えてくれた

 ▼多彩な登場人物は総勢約500人を数える。今年は保科正之公、蒲生氏郷公ら武将に加え、町民、農民らで組織し戊辰戦争を戦った徴募兵3隊が加わった。配列が書かれたパンフレットを手に見入る観光客の姿も目立った。会津の歴史を学ぶいい機会でもある

 ▼華やかな藩公行列にばかり目がいきがちだが、先人たちを弔う慰霊祭も多く行われる。会津戊辰戦争慰霊の集いは148年前の9月22日、戊辰戦争で会津藩が降伏し鶴ケ城を開城したことから、毎年この日に行っている

 ▼山口県を含め県内外約2000人から寄せられた募金で建立した慰霊碑の前で東軍、西軍の別なく犠牲者を悼む。今年も集いの最後に、先祖が会津藩士のサックス奏者による「荒城の月」の演奏がささげられた

 ▼1868年1月3日、鳥羽・伏見の戦いで火ぶたを切った戊辰戦争。2018年の150周年に向け今月、記念事業実行委員会が設立される。日本の歴史の大きな節目をどう後世に伝えていくか。会津の歴史を再認識し共有していくいい機会ととらえたい。