【10月25日付編集日記】自信過剰

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 堅実で慎重だが、自信過剰―。こんな県民像がお金の知識や判断力を表す「金融リテラシー」に関し、日銀や金融関係団体などでつくる金融広報中央委員会が行った初の全国調査で浮かび上がった

 ▼本県の結果では1カ月の支出を把握していたり、資産運用の際に他の商品と比べたりする人の割合が全国平均より高く、お金の使い方が堅実とされた。その半面、商品の中身を理解しないまま投資信託を購入した人が全国平均より多かった

 ▼さらに金融知識に関する問題で正しく答えた人の割合は全国41位だったのに対し、自分の金融知識に自信を持つ人の割合は全国34位だった。同委員会は、金融知識に関して、県民の自信過剰な一面が投資などの動向に影響しているという

 ▼「自分は大丈夫」と自信を持つ人ほど、なりすまし詐欺の被害に遭いやすいと警察から聞いたことがある。これは、詐欺や多重債務などの金融トラブルを経験した人の割合が全国平均より高かった今回の調査結果とも重なる

 ▼金融トラブルは、警察や金融機関などから提供される情報に耳を傾け、常に注意を怠らなければ防ぐことができるはすだ。トラブルに巻き込まれないようにするためにも自信過剰にはご用心。