【12月3日付編集日記】ふくしままっぷ

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 江戸や明治時代などに作られた古い地図を見ながらの町歩きが人気を呼んでいるようだ。見慣れた町の中に隠れた魅力を見つけることができ、歴史好きだけでなく、散策を趣味にしている人にも広がっている

 ▼旅行雑誌で特集が組まれたり、散策用の地図も販売されたりしている。その手軽さが古地図ブームを後押ししているのだろう。県内でも、学生が古地図を活用した観光パンフレットや携帯端末用アプリを作り、話題になっている

 ▼ブームに県が着目して、県内の特産品や観光情報を紹介する地図「ふくしままっぷ」を作った。地図は写真を使わずに温かみのある絵と文章で構成され、イラストレーター寄藤文平さんが手書きで仕上げた。県の地方振興局などで配っている

 ▼新聞紙を広げた大きさの絵地図には、エアレースパイロットの室屋義秀さんらスポーツ選手をはじめ県内の農家や漁師らも登場する。それぞれがメッセージを寄せている

 ▼古地図は、普段歩いている道や街並みの由来など多くのことを教えてくれる。ふくしままっぷも県内にはこんな魅力もあったのかと気づかせてくれる内容になっている。まずは地図を広げて出かけてみたい。きっと新しい発見が待っている。