【12月19日付編集日記】ソロ充

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 友人や恋人に囲まれ、現実(リアル)の生活が充実していることを指す「リア充」という言葉が若者を中心に浸透している。最近は、その派生語として「ソロ充」なる言葉もあるそうだ。一人(ソロ)で気ままに趣味や食事などを楽しんでいる人をいうらしい

 ▼確かに周囲にも、一人でカラオケボックスに行ったり、居酒屋で一人酒を楽しんだりしている人が増えている。彼らからは「みんなでワイワイやるのも楽しいが、自分だけの時間にも浸りたい」との声が聞かれる

 ▼一人で行動することに対する世間の受け止め方も肯定的になってきているようだ。東京ガス都市生活研究所の調査では、一人で行動することについてのイメージは「気楽」「自由」が7割を超えた一方、「さみしい」「つまらない」は2割にも満たなかった

 ▼旅行会社や飲食店なども「おひとりさま」を意識した商品やサービスを増やしている。先日の本紙には、県内のデパートで1人前用のおせちが年々売り上げを伸ばしているとの記事があった

 ▼単身世帯も増えており、生活のスタイルは多様化してきている。そんな時代だからこそ、人数にかかわらず、充実した時間を過ごすための選択肢が広がっていくといい。