【1月13日付編集日記】リバティ会津

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 新年会が最盛期を迎えている。今年のえとは酉(とり)だけに、人気のフレーズは文句なしに「羽ばたく1年」のようだ。あいさつや祝辞ではこのフレーズがひんぱんに飛び交い、飛躍に懸ける切実な思いが伝わってくる

 ▼白くなった山々に囲まれた会津地方にとって飛躍のチャンスの一つが、東武鉄道の新型特急「リバティ会津」の会津田島駅乗り入れだろう。東京の浅草駅と会津田島駅が乗り換えなしでつながり、会津の南の玄関口となる南会津町までの利便性が格段にアップする

 ▼一番の期待は交流人口の拡大だ。浅草は外国人観光客の人気スポット。千載一遇のチャンスに、外国人観光客を観光資源が輝く会津に呼び込もうと、受け入れ態勢の整備が本格化している

 ▼会津鉄道は外国人観光客を意識し、無料公衆無線LANサービス「Wi―Fi(ワイファイ)」をほぼ全車両で使えるようにした。外国人観光客だけでなく、シルバー世代の呼び込みや新たな観光ルートの創設、2次交通の充実などが観光再生を「加速」させると期待される

 ▼一番列車は、大型連休前にもやって来る。内装に江戸の伝統色「江戸紫」をあしらうなど和の趣を取り入れた新車両は会津地方の期待も乗せている。