【1月15日付編集日記】わくわく

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 本紙が正月紙面で掲載した「ふくしま産業革命」新春座談会。この中で内堀雅雄知事は「福島の地で最先端のわくわくすることをしている」という姿を将来PRしたいと語っている

 ▼この「わくわく」という言葉は「挑戦の年」の年頭を飾るにふさわしく、今の本県に足りないものを的確に表しているように思える。「わくわくする」気持ち。それは誰もが、若い頃は毎日のように感じるが、年を取るにしたがってそれが薄れていく

 ▼わくわく感は、ダイナミックでエネルギッシュな心の在り方であり、未知の世界へ突き進む若者を象徴する。県政の重要課題である若者の県内呼び込みも、まずは「わくわくする」県土づくりがカギとなるだろう

 ▼ただし「わくわく」は、誰もが無条件で歓迎するとは限らない。それは不安定で、時に不安に満ちた世界でもあるだろう。年を取ると保守的になり、わくわくすることが少なくなるのも、積み重ねた経験の重みが不安定さを嫌うからだ

 ▼しかし、それでも「わくわく」感はもっと追求したい。「わくわくする福島県」の成否を左右するのは産業や技術の進化だけではない。大切なのは、県民一人一人の心だ。今年は何か「わくわく」することを。