【1月18日付編集日記】日本版DMO

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 外国人旅行客らに会津の観光情報を提供するウェブサイト「VISIT AIZU(ビジット・アイヅ)」は1日平均で600~700人が閲覧するという。多国語の案内文と美しい会津の姿を捉えた画像が魅力を伝える

 ▼会津地方7市町村が連携して運営するサイトには、観光による地域振興のかじ取り役として欧米で普及している「DMO」という地域組織の機能を取り入れた。国ごとに異なる旅行客の好みに合った観光ルートを提示する。海外ブロガーらの協力も得てサイトは順調らしい

 ▼多様な分野の人が参画し、地域観光の魅力を高める海外の観光組織づくりを踏まえて、国は2015年12月から、外国人誘客などを担う「日本版DMO」候補となる法人を募集している

 ▼登録は1年で110団体を超えた。地元関係者の合意、データ収集と分析、戦略策定など多岐にわたる登録要件をクリアしたのは観光に懸ける意気込みの表れだろう

 ▼本県では県観光物産交流協会と福島、会津若松両市の法人が登録した。各団体が策定した計画には本県の豊かな観光資源を生かした多彩な戦略が盛り込まれた。それぞれに掲げた目標が実現し、県内観光の魅力発信の旗振り役となるのを願う。