【1月23日付編集日記】てっぺん

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 てっぺんを目前にした大関には、まさにもってこいの賞品といえるだろう。大相撲初場所で幕内初優勝を飾った稀勢の里に、内堀雅雄知事から県オリジナル米「天のつぶ」1トンが贈られた

 ▼「天のつぶ」をPRするため人気グループ「TOKIO」の国分太一さんを起用した県のテレビCMの放映が始まったのは2015年1月。ご飯をほおばる国分さんの笑顔を覚えている人も多いのではないか。宣伝効果は抜群だった

 ▼農林水産省の資料によれば、16年産「天のつぶ」は取引が順調で、前年の平均価格と比べると、ほかの銘柄米より高い上昇率で推移している。知名度アップとともに取引も活発になっているようだ

 ▼県内外で開かれている物産展などでの情報発信や海外への輸出、「天のつぶ」を使用したスイーツや日本酒など新商品の開発、生産者コンクールを通じた品質向上への努力など、生産と販売推進に向けて地道な汗を流す県民の幅広い活動の成果でもある

 ▼県産米全体の動向について県に聞くと、価格は回復しつつあるが、東日本大震災と原発事故前の水準には及ばないという。一人でも多くの人たちに県産米のおいしさを味わってもらい、一日も早くてっぺんをとりたい。