【2月2日付編集日記】リカちゃん人形

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 その女の子は小学5年生。勉強を頑張りながらタレントとしても活躍し、企業のイメージキャラクターなどを務める。大好きなファッションやお菓子についてツイッターで情報発信するなど流行にも敏感だ

 ▼ママはファッションデザイナーで、フランス人のパパは幼い子どもたちのために育児休業中だという。いかにも現代的な家庭のようだが、実はこれ、人形「リカちゃん」の家族設定の話だ

 ▼ことしで誕生から50年を迎えたリカちゃんは、その時代によって姿やキャラクター設定も徐々に変化してきた。女の子たちの憧れや夢が反映された人形は、これまでに6千万体以上が世に出た。親子3代にわたるファンもいるという

 ▼リカちゃんの生みの親は、玩具メーカー「タカラ」の創業者佐藤安太さん(いわき市出身)。リカちゃんへの思いは強く、かつて本紙の連載で「少女たちの美意識や感性が高まり、立派な女性として成長することを願って作った」と述べている

 ▼ことしは全国巡回の展覧会や、リカちゃんキャッスル(小野町)のリニューアルなど記念イベントが多く企画されている。久々にリカちゃんと再会し、幼かった頃を思い出して勇気づけられる大人の女性も増えそうだ。